2014年7月28日月曜日

食の危機かチャンスか?

ここのところ中国上海の期限切れ食肉の件が話題になるケースが多いですね。特に、あの青カビが生えた肉を見ると皆さん食べたく無いと口を揃えてます。

青カビが生えた肉でも、熟成肉は高級なお肉でニューヨークなどでも持て囃されてますが…

また少し専門的ですが、肉を赤く発色するのに亜硝酸塩を使いますが、そういうもので加工したものが堂々と出回ってもいます。青カビのものでもどうにかなります。特に肉を原料に加工した物であれば、亜硝酸塩の働きでボツリヌス菌の発症も防ぎますので、ある意味一石二鳥です。

でも、今回の件で一番考えるのは、食の安全とは何を持って安全と言えるのでしょうか?野菜だと有機栽培の野菜だと安全と思ってますが、土着菌にまみれてます。以外と科学的根拠も曖昧なところで安全安心と風潮しているのではないでしょうか?

また、海外からの輸入に依存する日本の食は、こういう事件があると直ぐに食料自給率の問題に触れてきます。食料自給率でも、九州は軒並み100%超えてますし、北海道の十勝辺りだと1000%を超えてます。局所的な人口の集中による平準化が真実に対する理解を変えているように感じます。

結局、こうなると日本食の考え方に原点に回帰してしまいます。鮮度や保存にこだわり、残さず生かして感謝して頂く。何ともシンプルですが、日本食の素晴らしさ、世界に誇れるところは、その事に尽きるのではないでしょうか?

そう合う意味でも、今こそチャンスと捉えて前に進まねばですね。

"inouetadao⌘"

2014年7月21日月曜日

憧れの説明上手者

目下の大きな悩みは、「説明(説得)上手になりたいな」ということです。これは僕だけの悩みでもないし、何かをする時には色々な人との関わり無しにはできませんので、古から変わらない悩みなのかもしれません。

実際に、説明等が上手な人は「デキル奴」と思われますし、いくら知識があっても説明が上手でない人は「デキナイ奴」と思われてしまいます。(本当は、逆である場合が多いような気もするのですが(笑))

そういう意味では、まずは何は無くとも良い人間関係を築くために、【説明上手】ということが絶対的に求められているのも否定できません。
そこで、僕の周りの説明上手な輩を思い浮かべながら、説明上手と僕が思うところを(勝手に思いつくままに)5点掲げてみました。

【1】まずは全体像をざっくりと話し、その後詳細な事項を説明する
【2】【1】に通じますが、結論から話す
【3】長い話(文章)を話すのではなく、短い話(文章)を繋げる
【4】無駄な情報は出来るだけ省き、相手が知りたい点のみ話す
【5】話す前提条件を明確にしてから(確認してから)話す

上記を更に絞ると、
→前提条件を明確化→結論→全体像から詳細事項→短言話で色々な角度から同じことを何度も繰り返す→結論(理解への確認)

というような作業が良いように思います。(実践では、かなり訓練も必要でしょうが・・・)

僕自身が、話が長くうざったい方なので、自戒の念も込め書き記しておきたいと思います。あ~説明上手になりたいな。



2014年7月19日土曜日

正しい事の繰り返し

結果は、正しい事の繰り返しの中でしか生まれないし、結果は正直だと思います。

真っ赤に熟れるには、それだけの行動が必要です。

2014年7月12日土曜日

遠くて近い国

今日は、貿易関係の仕事で海外と日本を行き来している方からスリランカの方をご紹介頂きました。

日本から直行便で9時間ほどという事ですが、世界の観光地でNO1の評価を得ている、今一番ホットな国です。

それにしても、このスリランカ人は日本人より流暢な日本語を自由自在に操り、且つ、日本人よりも日本人の魂を感じる何とも楽しい方でした。

まだ行った事の無いスリランカが一変に好きになり、遠くて近い国になりました。今年中に現地訪問が実現すればと思いますが、、、

海外とのこういう交流が大事だと強く感じ、ご紹介頂きました事に感謝です。ありがとうございました。

"inouetadao⌘"

2014年7月8日火曜日

安全安心な野菜の新しい基準

巷では、安全安心な野菜と言って売られている野菜が溢れる程あります。果たして、何を基準にそう言っているのでしょうか。

有機栽培だから・・・
無農薬だから・・・
なんとなく、そういう方が売り易いから・・・

こういう曖昧模糊とした「化学的裏付けの無い」ところで安全安心を語るのは、もうそろそろやめた方が良いのではと思います。では、何を基準に判断すればいいのでしょう。

僕が提唱したいのは、「硝酸態窒素の含有量(残留)」です。硝酸態窒素の残留でその野菜の安全度を示すのは、欧米では当たり前になってます。(ある意味、世界基準となって来ています。)

硝酸態窒素は、糖尿病はじめ様々な成人病などに強く影響すると言われて久しく、腰の重い日本の政府もようやく対策に動き始めたところです。特に生野菜を食べる日本人には直接的影響も強い物と予想されています。

毎日食べるものだから「安全安心」なものを、というのは誰しも望むところですが、その基準や対策が曖昧模糊としたものでは何の役にも立ちません。

常識に疑問を持ち、世界基準でものを判断する事も必要と思います。また、硝酸態窒素を出来るだけ含まない(1000ppm或いは1500ppm以下が望ましい。因みにEUなどでは2000ppm~2500ppm以下。)野菜を作る為の農法の確立も大事なことです。

実は昨日、大分県から熊本県でこういった野菜の栽培法を確立されている農業技術士の先生と現場での成果を確認させて頂きましたので、ご報告がてら書き示しておこうと思います。