2014年1月2日木曜日

新しい農業の形=六次化、これでいいの?

年も明けましたが、年末年始の特番でも随分と「6次産業化」という言葉を耳にしています。昨年までは、ここまで数多く耳にすることはありませんでした。

昨今のTPPなどに絡んで農業の現場が随分変わってきているのも事実です。また、マスコミの皆さんがこぞって取り上げていただくのも環境が変わる追い風になっているのでしょう。

ただ、農業の新しい形が6次産業化だけのような風潮には、正直違和感を覚えています。実は、6次産業化などというのは今更声を大にして言うべきものではなく、随分以前から、篤農家では当たり前に取り組まれてきたことでもあります。

特に、6次産業化が「加工品作り」という安直な図式には、警鐘さえ鳴らしたいところです。加工品作りには、専門的な知識も必要です。(ここではあまり詳しく触れませんが、安全を担保するには科学的知識と検証が必要です。)

また、流通などの仕組みについても勉強の必要があります。現場に居て商工業者の方がいつも気にされているのは、「約束」を守れるのかということです。農家の方は意外と軽く考えていることが多く、その重要度は何にも増して優先すべきことだと思います。

この約束を守るため、農家の方の矜持を果たすため、そのために【付加価値を付け】関係や環境を整えることが6次産業化だと考えていただけたら、もっともっとうまくいくのにとも感じています。

だからこそ地に足付いた「6次産業化」を実現すべく、僕の経験と知識が役立てられる様今年は頑張りたいと思い、年始のブログに書き留めていたいと思います。